健康課題とその対策健康経営支援 | update: 2023.02.13
前回は、業種や職種によって起こる課題を仕事の種類にり違うことを解説してきました。
今回は、その健康課題への対策をあげていきたいとおもいます。
目次
業種・職種の特徴を意識した対策
パターン①規則的な勤務時間でデスクワークが多い業務
管理部門・事務系
腰痛や肩こり、足のむくみなどを解消するためには、同じ姿勢を長時間続けないようにすることです。仕事の合間に軽い運動やストレッチなどを行なって、凝った筋肉をほぐし血流を改善すると効果的です。また目の疲れや予防や解消のためには、作業の途中で時々途中で目を休めることも必要です。
パソコンの画面を長時間見つめていると、ピント調整をする目の筋肉が緊張するので、時々遠くを見て緊張をやわらげることも有効です。
パターン②顧客都合のため生活リズムを作りにくく生活が不規則な業務
営業職、サービス業、接客業、IT関連
顧客都合を優先するために、個人の努力だけでは生活リズムを立て直すことが難しいので、企業全体として職場環境を改善していく必要があります。
従業員全員に対して、栄養バランスの重要性について羞恥を徹底し、ヘルスリテラシーの向上を図ります。また、お弁当メニュー選びや職場に設置している飲料自販機のメニューの見直しなどの対応策も考えられます。
パターン③現場で体を使って作業し、生活が規則的な業務
製造業や建設業
高血圧の予防・改善のためには食生活の見直しが必要です。具体定には、まず減塩を意識することです。
新鮮な野菜や果物、芋などに多く含まれるカリウムは、食塩のナトリウムを体外に排出する働きがあるので、公園分の食事を控えることと同時に、野菜や果物などを接客的に取ることが勧められます。
高カロリーの食事に偏ると肥満や高血圧、メタボの原因にもなります。特に外食中心の人は、栄養バランスが崩れがちなので、曜日によって選ぶメニューを変えるなど日常的に自分自身の食事内容を意識するような職場環境づくりが有効です。
パターン4夜勤・交代制勤務等、勤務時間が長く比較的身体を使う業務
夜勤のある業務
循環器系疾患発症の原因にもなるメタボの予防・解消のためには、栄養バランスと適正なカロリーを考慮した食事、日常生活の中での運動の習慣化、そして禁煙が有効とされます。
運輸交通業のように、業種によっては、重要員の体調不良が大事故につながり、人の生死に関わる危険性も高い職種であります。リスクマネジメントの視点から従業員の健康は、企業のf未来を決定することを認識して、健康経営に取り組みましょう。
いかがでしょうか。行う内容自体は結構簡単、しかしいざやるとなると気持ちをグッと入れないとむずかしいですよね。そんな時は、環境を変えたり仕組みを変えることも必要になります。
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本日もありがとうございました。